ITツールの使い方

Windows Defenderで無料セキュリティ対策!基本の使い方と最適な設定

今回は、弊社メディアラボが提供している「IT顧問」というサービスでいただいた質問の中から、みなさんに共有したいものを紹介します。

その質問とは「セキュリティ対策ソフトは入れた方がいいの?」です。

この質問への回答として、おすすめの「Windows Defender」について解説したYouTube動画をもとに、お役立ち記事をお届けします。同じ疑問を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

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セキュリティ対策ソフトは入れたほうがいい?

「セキュリティ対策ソフトは入れた方がいいの?」という質問に対する答えは、ズバリ「入れたほうがいい!」です。
世の中には、さまざまなセキュリティの脅威があります。例えば、以下のようなセキュリティ被害の事例が代表的です。

  • パソコンがウイルスに感染してファイルが見れなくなってしまう
  • サーバーが乗っ取られてしまう
  • お客様の情報が漏えいしてしまう

こうした被害を未然に防ぐために、セキュリティ対策ソフトの導入は有効です。


 

Windows標準のセキュリティ対策ソフト「Windows Defender」とは

では、具体的にどのようなセキュリティ対策ソフトを入れれば良いのでしょうか。

世の中には、たくさんの市販のセキュリティ対策ソフトが提供されています。そうした有償のセキュリティ対策ソフトも素晴らしいのですが、今回は無償で使える「Windows Defender」を紹介します。

Windows Defenderとは、Microsoftが提供するWindows OSに標準搭載されているセキュリティ対策ソフトです。Windows 8以降のバージョンに搭載されており、無償で利用可能です。

Windows DefenderはWindowsパソコンを常に監視し、怪しいファイルやプログラムを検出すると自動的にブロックしてくれます。特別なインストールや設定作業が不要で、初心者でも簡単に使えるセキュリティ対策ソフトとして非常に効果的です。

Windows DefenderはMicrosoft Defenderに名称変更

Windows Defenderの正式名称は、「Microsoft Defender」に変更されました。

Microsoftは、セキュリティ製品をmacOSやLinuxなどWindows以外にも拡大することを目指し、WindowsというOS名ではなくMicrosoftという企業名を冠した名称に変更しました。また、同社のセキュリティ製品群を「Microsoft Defender」というブランド名のもとに統一して、企業向けから消費者向けまで一貫したソリューションとして提供する戦略をとっています。

しかし、現在でも従来のWindows Defenderという名称が広く親しまれているため、本記事ではWindows Defenderの名称を使用しています。
 

Windows Defenderの基本的な使い方

ここから、Windows Defender(Microsoft Defender)の基本的な使い方として、以下の3つの操作方法や設定方法を紹介していきます。

  • Windows Defenderの設定画面の開き方
  • 更新プログラムの確認
  • ランサムウェアの防止の設定とクイックスキャン

 

Windows Defenderの設定画面の開き方

まずは、Windows Defenderの設定画面の開き方です。

デスクトップ画面の中央また左下にあるWindowsのスタートボタンをクリックします。

「設定」のアイコンをクリックします。

左下の「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

上段にある「Windows セキュリティ」をクリックします。

上段にある「Windows セキュリティを開く」ボタンをクリックします。

Windows Defenderの設定画面が開きます。

 

更新プログラムの確認

続いて、ウイルスチェックの更新プログラムの確認方法です。

先ほどのWindows Defenderの設定画面を開きます。

「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。

「ウイルスと脅威の防止の更新」という項目の「保護の更新」ボタンをクリックします。

「セキュリティ インテリジェンス」に現在適用中のウイルス対策のパターンファイルが表示されています。

最新状態であるかをチェックするために、「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。

最新の状態の場合には、緑のチェックマークが表示されます。

 

ランサムウェアの防止の設定とクイックスキャン

最後に、ランサムウェアの防止の設定とクイックスキャンの方法を紹介します。

ランサムウェアとは、感染したコンピュータのデータやシステムを暗号化またはロックし、元に戻すための対価として身代金を要求するマルウェアのことです。Windows Defenderでは、フォルダを指定してランサムウェアから保護する機能があります。

Windows Defenderの設定画面から「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。

下にスクロールして「ランサムウェア防止の管理」をクリックします。

「コントロールされたフォルダーアクセス」のトグルボタンをオンにします。保護対象のフォルダを指定することも可能です。

元の画面に戻り、「クイックスキャン」をクリックすると、現在パソコンが感染していないかをチェックできます。

定期的にスキャンして、感染していないかを確認すると良いでしょう。

 

Windows Defenderのセキュリティ機能一覧

Windows Defender(Microsoft Defender)には、上で紹介した「ウイルスと脅威の防止」のほかにも、さまざまなセキュリティ機能が備わっています。

それぞれの機能の概要は以下のとおりです。

アカウントの保護 生体認証やパスワード管理でアカウントを安全に保護
ファイアウォールとネットワーク保護 ネットワーク接続を監視し、不正なアクセスを遮断
アプリとブラウザーの制御 悪意のあるアプリやサイトの動作を制御・ブロック
デバイス セキュリティ 暗号化や重要なプロセスの隔離などでデバイスを保護
デバイスのパフォーマンスと正常性 システム状態を監視しパフォーマンスの問題を通知
ファミリー オプション 子どもや家族のデバイス使用状況を管理・監視

このように、Windows Defenderは無償でありながら、有償ソフトにも劣らない多彩な機能を搭載したセキュリティ対策ソフトです。有効に活用して、安心してWindowsを利用できるようにしましょう。

 

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まとめ

今回は、Windowsに標準搭載されているセキュリティ対策ソフトの「Windows Defender(Microsoft Defender)」の基本的な使い方や、機能一覧を紹介しました。本記事を参考に、Windows Defenderを有効活用してパソコンを脅威から守りましょう。

YouTube動画もぜひご覧になって、「良かった!」「タメになった!」と思った方は、高評価とチャンネル登録をお願いします。

 

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